今日は自分の中に起こった気づきについてメモ的に書きます。
実は、昨日一年以上ぶりに大好きな方にお会いしてきました。厳密に言うと、respectの方が近いかもしれません。
凄くエネルギーがあり、軽やかで温かい、そんな方です。
偶然にも奥様もいらっしゃり、お目にかかることができました。
そこで近況報告などをしたのですが、謙虚というか、しっかり今を生きていらっしゃるお二人なんだと感じました。
その方は、私の目から見れば、悩みつつ苦しみつつ生きてきたけれど、老年期を迎えた今ではすべてが上手くいっているように見えたんですね。才能にも恵まれ、家族や仕事、徳もある方だなぁと思います。
私からしたら、「なんの心配もないやん」って感じです。そして、うらやましくもありました。
でも、立ち話の中で、近所のおじさんみたいなことをおっしゃるわけです。「いや~。まだまだ分からないよ。これからだから」「これからどうなるか分からない」「がんばるわ」と。
安泰だと思ってた私はびっくり。全然あぐらかいてないやん。この方でもがんばるの?と。そういえば講演のなかで「ぼやぼや生きてたらもったいない」とおっしゃっていたな。
その時その時を生きていたら、あぐらなんてかけるはずがないのです。「一寸先は闇」ともおっしゃっていました。実は後ろも闇なのだそうです。今この一瞬だけがあると。
このことで気づいてしまったのです。
頭では分かったようなことを言っていても、早く結婚したり子どもが生まれた友達に対して、あたかもそれだけで安住の地に足を踏み入れて向こう側に行ってしまったような気持ちになっていたことを。成功した友達をうらやましく思っていたことを。
本当は、なんの違いもないのに。
人間として生まれてきて、それぞれの課題は違うけど、みんな苦しみながら生きてる一人だということを忘れていました。
あぁ。自分だけが上手くいってない気になってたな、と反省。私が、その人になることはないし、自分は自分でいいのだけれど、「これでもう大丈夫」という桃源郷を追うことはやめて、今ここに立って、そういう誰かと助け合いながら生きていきたいと切に思いました。
このことはしっかりと覚えていたいし、何回も見直したいし、できればあなたともシェアしたいと思い投稿しました。