最近、すごいな~と思ったこと。
すごーく不器用なお母さんの話。
お母さんは、いつもいつも娘に「ああしなさい、こうしなさい」と口うるさく。
できないのは娘。私は言ってあげてるの、というスタンスで。
周りが、お母さん手出しすぎてないかなぁ、なんて思うこともしばしば。
よくあるパターン(笑)。
これって、親子あるあるですよね。
だいたいは、お母さん自身がどう育てられてきたかなんかが影響しています。
それは、さておき。
私はと言うと、実際、娘はどう思っているのかな?と思っていたのです。
だいたい、お母さん方に話を聞くと、やり過ぎな件については、ちょっと気づいてたり、全然気づいてなかったり。
先の不安とか、過去の後悔(自信のなさ・自責)はてんこ盛りで、言わば、いっぱいいっぱいの状態で。
そんな中いろいろ気づいても、身動き取れずで、なかなか難しいところなのですが、結局は、気づいた後にどう方向転換していくかなんです。
ちょっとずつ、ちょっとずつ。
小さな変化の積み重ねが、歩みを進め、親子の成長となります。
さて、何がすごいかと言うと。
この娘。お母さんのやることを、「助かることと必要ないことがあるけど、私のことすっごい思ってくれてるのは分かる」と、あどけない表情でさらりと言いました。
これ聞いちゃうと、「全てよし」ですよね。
伝わってるんですよ~!
子どもって分かってるんですよ。
大人の迷いも、戸惑いも、一生懸命も。
だから、不安や自責とか後悔とかあるけれど、大人も不安なりに歩みを進めていけばいいと思う。
それが、子育てに限らず、仕事や他のことでも。
大人より、とっても感じる力のある子どもたちだから。大人たちが忘れてしまったことを、気づかせてくれたり、教えてくれる。
とても、ありがたい存在なんです。
お母さんは、いっぱいいっぱいだったり、不安だったりするんですが、思いは、子どもにちゃんと伝わってるんですよ。
自分の頭の中で想像するほど怖いことは、そうそう起きません。
いろいろ想像して、自分を攻撃するよりも、今目の前にあることに目を向けてみませんか。