みなさま、こんにちは◎
今日は建国記念日ですね。いかがお過ごしでしょうか?
私は、最近忙しい日が続いていたので、ちょっと一息ついているところです。
さて、先日のコミュニケーションの話に絡み、投影のお話をしたいと思います。
同じ係をしているにも関わらず、ちょっと苦手な相方。
何が苦手なのかなぁと考えてみました。
相方は、50代女性、よくお仕事ができる(感じ)、ちょっときつい雰囲気を漂わせていて、ちゃんとしていないといけない気分にさせられます。テキパキ、ピシピシ、みたいな。ショートヘアで、服装は華美でもなければ地味でもない。中肉中背。一緒に係をしなければ記憶にも残らなかったかなぁ。
メールの文面からは、マナーをわきまえた大人の対応ができる人、ちょっと冷たい感じが受け取れます。間違っても下手には出ない。
書いていて、彼女の輪郭がはっきりしてきました。
本当は、全然嫌な人ではないんですよ。
ただ、書いていて気づいたこと。
「こんな人になりたくないな」です。
これを、投影と言います。
自分の中にある。きっちりしているけど、かわいげがなく愛想もない大人の女性。
そんな私を亡き者にして、外の対象である彼女(相方)に投影して、自分の中にはそういう要素がないことにしたい。
そうです。
私の中にもあるのです。全然かわいくない自分。冷たい自分。不愛想な自分。
そういう受け入れがたい自分を外の対象に投げ入れると楽なんですね。
向き合わなくていいので。
でも、それをかぶせて見れる人(多少なりともそういう要素を持っているように見える人)が現れると、途端に嫌いになり、敵意を持ってしまいます。
そして、そうとは知らず彼女を責めることで、自分自身を責めるのです。
不毛ですよね。
結局自分を攻撃しているのですから。
どんどん苦しくなるだけです。
そういう時は、ちょっと嫌かもですが「あ。あれ、私なんだな」と潔く認めてしまってください。
今回、相方のことも認めました。
嫌なのは彼女の何かではなく、彼女の中に見る自分の受け入れがたい部分なのだと。
おかげで感謝の気持ちが湧いてきました。
少なくとも、自分を取り戻せたことと、ああいう大人になりたくないんだなと自覚したからです。
気づきがあれば、そういう自分に気づいていながら、他の選択もできます。
みなさんも、嫌な相手から自分を取り戻し、もっとなりたい自分になることができますよ。
では、また(^^)/