これは、ずいぶん前にある人との関係で気づいたことですなんですが、
初めて聞く方はかなり衝撃かもしれないです。(-_-;)
実は私、イヤで仕方なく、顔を合わす前日から気が重くなり、直前には本当に気持ちが沈む、そんな相手がいたのです。
以前は話もするし、仲は悪くなかったのですが、いつの頃からかこうなっていったのです。
みなさん、こんな相手いますか?
パッと、ひとり、ふたり思い浮かんでも不思議でなはいですよね。
本当にイヤで仕方ない相手なのですが、ある日、こんなに強い感情を持つということは、裏側の感情もあるんじゃないかと、考えてみたわけです。
つまり、好き。
いや、いや、いや、いや。そんなわけないじゃないですか。きらいなんですよ私。まさか、まさか。そんな。あり得ないですよ。
やだやだo(><;)(;><)oあり得ない!!
とか、なんとか。思考が大騒ぎ。
抵抗するわするわ。認めまい思考のオンパレードでした(笑)。
でも、面白いことに、認めた途端、その人のことが前ほどイヤでなくなりました。
どこで、いやいやループを切ったのか覚えてはいませんが、なんとかかんとか、認めてみたわけです。
不思議ですよね。
認めたくないこと、受け入れられないことを意識下に押し込め、行きどころのなくなったそれらを、他人のものとして相手に投げ入れる。専門用語では、投影と呼ばれています。
人はこうすることで自分のこころを守っています。珍しいことではなく、日常的に起きていて、親しければ親しいほど、その人との間で起きやすいといわれています。
これを、その人との間でもしていたんですね。
認めて投影を取り戻した結果、何も変わらないのに、イヤ度が下がり、どちらでもよくなり、ずいぶん楽になりました。
いつも、投影のことを考える時、マザー・テレサの「愛の反対は無関心」という言葉を思い出します。
愛の反対は憎むではないのですね。愛と憎はコインの裏表であって反対ではない。
愛が感心をもってコミットすることであれば、やはり無関心がその対極にくるように思います。
イヤであるうちは、好きと思ってるようなもの。相手への感心が薄れ、どちらでもよくなってくると、本当にその人から離れられそうな気がします。
苦手な相手がいる方は、その人の中に自分の何を見てるんだろう(つまり、似てるとこはどこ?)と問いかけてみると、意外に楽にその関係から抜けられるかもしれません。
修業のような方法ですが、効果抜群です。
よかったら、試してみてください(^^)/✨
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