こんばんは。
「タイタニック」と言えば、言わずと知れた大ヒット映画。
あの頃、ディカプリオに世界中が恋したと言っても過言ではない(と個人的に思っている)。
金曜日にテレビでやってたので久々に観た。
前半のいいところは、先週やってたみたいで見逃したので、後半、ひたすら逃げ惑う人々を観ることになった。
まるでホラー映画(-_-;)。
タイムリーには、映画館で観たし、ビデオも買って何度も観た。
でも、今回観え方が全然違った。
20年も経ってるんだから、当たり前と言えば当たり前なんだけど。
あの時、ここはローズと同じ気持ちだったのに、今は怖さを感じるんだ、とか。
ここでこの決断できるかな、とか。
自分の狡さや臆病さに出会い、私って案外普通なんだなぁと気づいた(笑)。
また、涙するシーンがここなのかという驚き!
若い頃は、愛に出会えたローズに憧れたものだけど、今は人生の最終盤に全ての思い出を語り、その証拠とも言える大きなダイヤを海に落とす、その愛しさに完全にもっていかれた。
そして、ローズのジャックを失った寂しさは、ほんの一瞬しか描かれなかったけど、私の凍らせたこころを揺るがすには充分だった。
寂しさから逃げるのを止めた。
もういいやと言うのが本音。
久々に涙が止まらず。
こんなに寂しさを止めていたのかと実感した。
勝手にドラマ療法と呼んでいるんだけど、ドラマや映画を観、自分の琴線に触れたら、それと一緒にいてあげる。
こころの奥に大切にしまった何かを溶かし自分の一部として受け入れる。
今回、タイタニックをきっかけに、こころの奥に大切にしまった寂しさを溶かし受け入れることができました。すごく楽になりましたよ。大きな寂しさを抱えていたのは知っていたのです。認めたくありませんでしたが。
みなさんも、もしドラマや映画で気持ちがぐらぐらしたらやってみてください。
穏やかな自分と出会えますよ。
では、おやすみなさい☆